人材派遣業の廃業・会社売却のポイント
人材派遣業の廃業を考える前に。労働者派遣事業の許可は、資産2,000万円+現預金1,500万円/事業所という高い財産的基礎の要件があり、新規取得のハードルが大きい許可です。この許可は「株式譲渡でのみ承継」でき、事業譲渡・合併では引き継げず新規取得(3〜5か月)になります。登録スタッフ・取引先ごと承継したい買い手に価値があります。
相談・簡易査定は無料、費用は成約時のみの成功報酬型が基本です。事業承継・M&A補助金で手数料の最大2/3が補助される場合もあります。
人材派遣業で押さえるべきポイント
- 派遣許可は株式譲渡でのみ存続。事業譲渡・合併は承継不可=買い手が新規取得(3〜5か月)。
- 資産2,000万円+現預金1,500万円/事業所の財産要件が、新規参入の大きな壁。
- 登録スタッフ・取引先・稼働中の派遣契約は、時間をかけて築く資産。
- 許可の残存期間(初回3年・更新後は5年)が長いほど承継価値が高い。
- 廃業すると許可・スタッフ網・取引先を同時に失う。
人材派遣業の要点を詳しく
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| なぜ株式譲渡でのみ承継できるのか | 許可は法人に紐づくため、法人格が存続する株式譲渡でのみ許可が継続。事業譲渡・合併では新規取得が必要。 |
| 財産要件と許可残存期間 | 資産2,000万+現預金1,500万/事業所。許可の残り年数が価格に影響。 |
| 登録スタッフ・取引先の引き継ぎ | 稼働中の派遣契約・登録スタッフ・クライアントをどう維持するか。 |
| 有料職業紹介との兼業 | 職業紹介の許可も併せ持つ会社は、両方の承継可否を確認。 |
| DD(調査)の着眼点 | 社会保険の加入・未払い残業、派遣元責任者の在籍、許可の更新状況、コンプラ違反歴。 |
こんなケースで相談されています
人材派遣業で得られること
- 財産要件の高い派遣許可を会社ごと引き継げる
- 登録スタッフ・取引先・稼働契約を残せる
- 許可の残存期間を活かせる
人材派遣業でありがちな失敗・注意点
- 事業譲渡で許可を引き継げると誤解——派遣許可は株式譲渡でのみ承継可。
- 派遣元責任者が抜けて要件を欠く——在籍継続を承継設計に織り込む。
当社はこれらを避ける形で、承継の可否と進め方を最初に整理します。廃業と売却、どちらが得かの解説 →
なぜ「中立の窓口」に相談すべきか
M&A仲介の多くは、売り手と買い手の双方から手数料を得るため、「とにかく成約させたい」動機が働きがちです。当社の窓口は、まず人材派遣業が制度上どう承継できるのか(株式譲渡なら許可存続/事業譲渡・合併なら新規取得か認可か)を条文にもとづいて正確に整理し、その上で売り手・買い手を適切な登録支援機関や専門家へ中立に繋ぎます。「売らずに廃業する」「今は動かない」という結論も正直に併記します。銀行口座付き会社・宗教法人・節税目的の会社売買など、不適切な取引は一切扱いません。運営者について →
人材派遣業と事業承継・M&A補助金
人材派遣業の承継・売却は、国の事業承継・M&A補助金(専門家活用枠)の対象になり得ます。M&A仲介手数料やデューデリジェンス費用の最大2/3(上限600〜800万円)が補助される制度で、スモール案件で手数料負けしがちな中小企業には大きな後押しです。補助金の詳細と対象診断(無料)をご用意しています。
関連する承継・売却の情報
許認可: 建設業許可 / 一般貨物運送(緑ナンバー) / 産廃 収集運搬 / 産廃 処分業
売却の基礎: 相場・企業価値 / 税金 / 流れ・手続き / スキームの選び方
立場: 会社を売りたい経営者 / 会社・許認可を買いたい / 後継者がいない / 相続で引き継いだ会社
人材派遣業のよくある質問
派遣業の許可は会社ごと売れますか?
はい。ただし労働者派遣事業の許可は「株式譲渡でのみ」承継できます。会社の法人格ごと引き継ぐ株式譲渡なら許可は存続しますが、事業譲渡や合併では許可は引き継げず、買い手が新規取得(3〜5か月・資産2,000万+現預金1,500万/事業所の要件)することになります。
赤字の派遣会社でも売れますか?
売れる可能性があります。派遣許可は財産要件が高く新規取得が難しいため、許可・登録スタッフ・取引先を一体で引き継ぎたい買い手にとって、赤字でも価値があります。許可の残存期間が長いほど有利です。
人材派遣業の廃業・会社売却の相談は無料ですか?
はい。人材派遣業に関するご相談と簡易査定は無料です。会社を売りたい方も、許認可付きの会社を承継したい方も、お気軽にご相談ください。秘密は厳守します。
人材派遣業で会社を売るとき、費用はいつかかりますか?
着手金は原則不要で、成約したときにのみ費用が発生する成功報酬型を基本とします。事業承継・M&A補助金(専門家活用枠)を使える場合、仲介手数料やデューデリ費用の最大2/3(上限600〜800万円)が補助されることもあります。まずは無料でご相談ください。
まずは「うちの会社、いくらで売れる?」を無料で。
業種・許認可・売上・後継者の有無をうかがい、承継の可否と概算価格、事業承継・M&A補助金の対象可否まで無料でお出しします。売る・買う・たたむのどれが最適かを中立に整理します。しつこい営業はしません。